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なぜ、夜勤専門なのか?
夜勤専門を考えてみよう!
日常にいろんな選択肢があり、どのようなこともできるようになった現在。ストレスがかかる人間関係やくたくたになって残業もしたくない。自分の時間も大切にしたいし、映画や買い物もしたい。要するに、自分のスタイルを邪魔されたくないのですね。
こんにちは、代表の杉内です。
今回は、介護職の夜勤専門という働き方について、掘り下げてみます。
まずは、給与でしょう。夜勤は、「入り」「明け」など表現しますが、夕方例えば17時に勤務へ入り翌朝8時に勤務終了です。「夜勤入り」を始まりで「夜勤明け」を終了の意味となります。1回の夜勤で、2日分要するに夕方17時から午前0時までを1日目の勤務。続けて午前0時から朝8時まで2日目の勤務を続けて2日分勤務することになります。合計時間16時間と長いのです。これって、1日8時間以上の労働時間を働いて労働基準法違反にならないのか?って疑問に思う方もいるかもしれません。これは、法定労働時間を超えて労働できる協定(36協定)を結んでいることで、労働基準法違反にならないのですね。
深夜帯での給与は割増が適用
さらに、深夜帯に勤務することで割増賃金が適用されます。夜間10時から翌朝5時までの間は、通常賃金の2割5分増し以上が適用されます。要するに、通常賃金の25%以上が設定されることになります。求人情報を見てみますと、1回の夜勤で1万5000円から2万円が多いですね。週に1回、月に4回で約6万円~8万円です。週に2回、月に8回で約12万~16万となりますね。
シフトは、固定されることが多いです。例えば週に1回であれば土曜日夜勤入り日曜日明けのシフトを毎週続けます。週に2回であれば、㈫と㈯が入りを毎週続けるという事ですね。
寝る前と起きてからが忙しい!
給与の次は、仕事内容です。山場は、夕食後の口腔ケア、更衣、ベッドへの移乗と朝は、逆に更衣、車椅子への移乗、食事介助、口腔ケアが怒涛のように忙しくなります。
おおかた、特養やグループホームなどは、9名程度で一つのグループ(ユニット)となります。介護度や身体状況にもよりますが車椅子への移乗介助や更衣介助などは体力勝負ですね。深夜帯は、基本巡回とパット交換、体位変更等、不眠利用者への対応となります。
入浴介助やレクレーション、リハビリ等多岐にわたる昼間の活動的な業務と比べ、夜間は基本的に眠っています。昼夜逆転の利用者さんもおられるかもしれませんが、見守り業務が多くなると考えます。
意外と夜勤専門は、いけるのか?
夜勤専門は、逆に考えると昼間の業務への責任がない。これは、大きいことです。業務の話し合いや変更、決定は、昼間の業務に行われます。昼間に勤務されている職員は、その話し合いへ参加し意見を求められることになります。しかし、夜勤専門であれば、決定事項だけを確認し従うだけです。さらに、昼間の業務は、そのような業務だけでなく一緒に働く職員数が多いというだけで、余計な気遣いが必要になります。自分は、これが苦手ですね。この辺は、それぞれ考え方があると思います。
介護ねっとから、コメントを!
介護ねっとでは、長崎県内・福岡県内の介護職での夜勤専門求人を取り上げています。夜勤専門ですので、昼間の業務ありません。考え方によっては、自分の生活スタイルに合わせて勤務を組み立てることができます。コメント入力からリモート面談会へつなげることができます。有効にご活用くださいませ(^^♪