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福祉系の給与を地方公務員と同等へ
先日久しぶりに、子どもと諌早公園を散策してきました。写真にある眼鏡橋ですが、石だけでつくってあるんです。日本で最初の重要文化財となっています。昔の人の思考と技術には感心させられます。
こんにちは、代表の杉内です
今朝、テレビで岸田総理大臣が給与を上げなければなりません。と力説していました。日本は、ここ十数年給与が上がったという実感が少ないとのことです。確かにそうですよね。介護業界では、給与を上げる前提で、処遇改善交付金から始まり処遇改善加算になり昨年処遇改善補助金になりました。みなさん、なんとも思いませんか?この複雑さ。しかも、Ⅰ~Ⅳなど区分まである。介護報酬は、横ばいもしくは下方修正されていながら、報酬に含んでいる処遇改善加算を利用して処遇を改善しなさい!って、収入減らしといて支出だけ上げろっていうようなものですよ。まあ、報酬だけを上げると、会社都合で給与上げない会社も出てくるだろうという思惑が見えていますけどね。
私は、介護従事者の所得を地方公務員と同等にする必要があると思っています。いきなりすべての介護サービスを引き上げるのではなく、在宅生活をするうえで必要な訪問系の介護サービスの処遇引き上げは早急にしてもらいたい。在宅で生活を続けることができることが、常に基本だからです。在宅での生活を組み立てれないと、その次にデイサービスやショートステイなどのサービスにつなぐことができない。まず、自分の家で介護サービスを活用し夜間を通し毎日生活を送れることが大事なことになります。そのために必要な、訪問介護等のサービスが今、悲惨な状態となっています。
訪問系のサービスが現状足りていません。人がいないんです。在宅サービスを一番支えなければならない重要なサービスなのにです。国は、地域包括ケアシステムと名をうって、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで・・・。と堂々とうたっています。人生の最後までとよくいったものです。だれが、だれをどうやって支えるのでしょうか。
年始から、ちょっと愚痴ってしまいましたが、岸田総理の話をきいていたら、ちょっとここで、はきださせていただきました。
とはいっても、今この瞬間休日であってもそれぞれの地域で在宅生活を支えてくださっている、あなたがいます。また、自分も今からできることであれば、やってみたいと思っているあなたがいます。
素晴らしい仕事です。あなたがいないと生活できない方がたくさんいるのです。一緒に頑張りましょう。
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