ブログ
対等な立場で採用前に話ができる時間をとる
人間普段からどれだけの準備ができているかで、ここぞというときに最大限の力を発揮できるんだな。とWBCで大谷選手をみて感じました。どれだけその時にかける思いや準備をしてきたんだと思うとしびれますね。
こんにちは、代表の杉内です
人材不足といってますが、人材はちゃんと地域に存在すると以前のブログで伝えました。ただ、募集したからといってすぐに人材を補充出来ない時代がこれから当たり前になる。これは、何を意味するかというと仕事を選ぶ求職者側と事業所側が対等な立場で、話をしなければならなくなったということです。採用面接だけで、採用・不採用を決めるなんて、これからとんでもないことになります。十数年前はそれでもよかったんです。なぜなら、事業所に合わなくて退職しても、次にすぐ補充出来ました。だから、事業所側は、採用面接だけで合否を決めれたわけです。ただ、これからは、事業所にとって必要な人を確実に採用する。ここに、時間を資金、広報活動など費やしなければなりません。将来の事業所を左右することになるからです。
ハローワークの求人には、事業所に必要な人材を書くことはできません。必要な仕事内容を記載し、処遇や休日等の基本情報のみ記載されています。その他大勢に向けて、興味があればハローワークを通して連絡くださいね。という受け身の求人となります。これは、見ている求職者側にとっては、給与と休み、場所に興味がある人も集まります。当然、そのような人たちの中には、介護の仕事はどんな仕事なのか?給与さえもらえれば、自分にもできるだろう?まずは、やってみてから考えよう。など一か八かみたいな考えで面接を受ける人も含まれるわけです。
事業所側と求職者側が対等に仕事に関して交渉できる時間を事前に取る。交渉というと少し硬いですが、事業所が求めている人材は、こういう人材です。求職者側ができることは、経験をもとにこんなことです。という擦り合わせをする時間が必要ということです。この時間には、採用を決める面談ではなく、単純に事業所が求めるものとそれに応じるための業務に対する考えや処遇を含め双方の意見を自由に言える場になります。必要であれば、3カ月の短期雇用契約を結び、お試し雇用につなげてもいいでしょう。私杉内が施設長であれば、必ず3カ月の短期雇用契約は結びます。それだけ、人材は会社にとって最重要課題であり、施設長が楽になるも苦しくなるもここにかかっています。
人材の採用責任は、施設長や理事長などその事業所の責任者にあります。よく、施設長が自分は見る目がないので、主任などに任せています。など言われる方がおられますが、それは、責任逃れです。主任は、会社にとって必要な人材は選びません。その主任にとって話しやすい人材を採用します。会社にとって必要な人材を選ることができるのは、その会社の長しかいません。会社に必要な人材は、会社に利益をもたらしてくれます。どんな人が、会社にとって利益をもたらしてくれるのかを十分考えて、慎重に採用する必要があります。
介護ねっとサイトでは、コメント機能を通じ事業所側と求職者側をマンチングするセルフサイトです。求職者側も、自分の経験・技術・保有資格など記載し、オファーを待つこともできます。必要な人材や自分のキャリアなど存分にアピールし最高のマッチングにつなげることを支援します。ぜひ、ご登録よろしくお願いします。